「暴行って言われれば暴行になるんだけど…」 施設長ら逮捕の介護施設に再び立ち入り調査 岐阜・羽島市

入所者に暴行したとして2人の職員が逮捕された介護施設に、岐阜県羽島市が改めて調査に入りました。 「『いい加減にしてよ』と、ぽんとたたくことはある。それを暴行って言われれば暴行になるんだけど、認知機能の低下した入所者の中には、暴行というか暴れる人などいろんな人がいる。(症状の)重い人を引き受けてしまったことが、いちばん大きな原因だったとは思う」(グループホーム幸の里 施設管理者) 取材に答えたのは、羽島市の「グループホーム幸の里」の施設管理者です。 警察によりますと、この施設の施設長で介護士の大塚律代容疑者(72)と、中尾厚代容疑者(57)は9月12日、施設内で入所者に対して平手で顔や足を殴ったり、髪を引っ張ったりしたとして、暴行の疑いで逮捕されています。 逮捕を受けて、羽島市は施設への立ち入り調査を始めていて、12月1日に改めて職員への聞き取りなどを行いました。 市は詳しい状況の確認を進めていて、今後、希望する入所者がいれば施設を移る支援をするなどとしています。

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