愛媛県西条市で会社員の男が女児の頭をハンマーで殴りケガをさせた疑いで、4日に逮捕されました。男は「階段でバランスを崩し、頭をぶつけただけ」と容疑を否認しています。 傷害の疑いで逮捕されたのは、西条市東町に住む会社員の男(35)です。 警察の調べによりますと、男は西条市東町にある集合住宅の室内で11月20日午後8時頃から午後10時頃までの間、10歳未満の女児の頭をハンマーで殴り、全治約2週間のケガをさせた疑いがもたれています。 警察は東予子ども・女性支援センターから25日に「子どもの頭にケガがあり、ハンマーで叩かれたと言っている」と連絡を受けて捜査し、容疑を固めました。 男と女児は面識があり、関係は被害者保護のため明らかにされていません。 男は取り調べに「階段を降りていてバランスを崩し、壁に頭をぶつけてケガをしただけ」と容疑を否認しています。 犯行のあった集合住宅の室内には階段はなく、犯行に使われたとみられるハンマーは松浦容疑者の自宅から見つかっています。 警察はこれまで2人に関する相談はなかったとして、事件当時の状況や余罪の有無を調べています。