首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件のうち、千葉県市川市の事件で指示役の男4人が逮捕されましたが、4人は、一連の事件が発生する3カ月前には実行役の募集などを話し合っていたことが分かりました。 福地紘人容疑者(26)ら4人は、去年10月、市川市の住宅に侵入し、住人の女性を脅して重傷を負わせたうえ、車などを奪った疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、4人は一連の首都圏での強盗事件が発生するおよそ3カ月前には、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でグループチャットを作り、そこで実行役の募集などを話し合っていたことが分かりました。 去年の5月ごろには、4人が強盗を計画していたとみられます。 合同捜査本部は4人が18の強盗事件に関与したとみて、事件の全容解明を進めています。