俳優の清水尋也被告に拘禁刑1年求刑 大麻所持の麻薬取締法違反

自宅で大麻を所持したとして、麻薬取締法違反に問われた俳優の清水尋也(ひろや)被告(26)に対し、検察側は8日、東京地裁で開かれた公判で拘禁刑1年を求刑した。被告は公判の冒頭で起訴内容を認めていた。 起訴状によると、清水被告は9月3日、東京都杉並区の自宅で乾燥大麻約0・4グラムを所持したとされる。 捜査関係者によると、清水被告は捜査段階で、大麻の使用を始めた経緯について「20歳の頃、語学留学先の米国で招待されたホームパーティーで吸った。今年に入り、月に数回のペースで吸うようになった」と供述していたという。 警視庁は1月、清水被告に関する大麻使用疑いの情報を入手。9月に清水被告の自宅を家宅捜索した上で、逮捕した。清水被告は保釈後に「関係者やファンの皆様を裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております」と謝罪していた。 清水被告は2012年に映画「震動」で俳優としてデビュー。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などに出演した。【安達恒太郎】

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