スマート農業に関する補助金およそ880万円を国からだまし取ったとして、北海道旭川市の男女3人が逮捕された事件で、別の事件を捜査している過程で今回の詐欺事件が明らかになったことが分かりました。 詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは、旭川市の会社員・岡田栄悟容疑者46歳です。 岡田容疑者は大柳彰久容疑者と麻野美穂容疑者と共謀のうえ、2024年4月、農林水産省の「スマート農業機械」に関する補助金をめぐり、現金882万5000円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、3人は農業用ドローンが納品されたかのように装ってウソの交付申請をし、申請の際、ウソの納品書や納品されていないドローンの画像を送っていたということです。 岡田容疑者が主導的役割を担っていたとみられています。 その後の取材で、警察が別の事件を捜査している過程で、今回の詐欺事件が明らかになったことが分かりました。 警察は3人の認否を明らかにしていません。