フィリピンを拠点にした犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバーが、5度目の逮捕です。 詐欺などの疑いで再逮捕されたのはフィリピンを拠点にした犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバー・三本竹朗容疑者・松本直人容疑者・石川光里容疑者・森広将人容疑者・山根麟太郎容疑者・天野翼容疑者の6人です。 6人は2022年10月15日、別の人物らと共謀して警察官になりすまし、岐阜市内に住む男性(当時87歳)にうその電話をかけてキャッシュカードを騙し取り、現金111万6000円を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますとメンバーは拠点のフィリピンで警察官をかたるうその電話をかけたり、SNSで募集した「闇バイト」の受け子に指示を出したりしていたということです。 取り調べに対し6人は「JPドラゴンのメンバーとしてかけ子、受け子のリクルーターや指示役などで特殊詐欺に関与した」などと話し、容疑を認めているということです。 6人の逮捕は今回で5度目で、すでにそのうち2つの事件で起訴されています。 警察は押収したスマートフォンなどのデータを解析し、JPドラゴンの組織の全容解明に向けて調べています。