男女2人刺傷事件 男性殺害しようとした疑い…30歳無職の男を緊急逮捕 福岡市

福岡ソフトバンクホークスの本拠地・福岡市の「みずほPayPayドーム」と、隣接する商業施設で14日に男女2人が刺された事件で、警察は15日、男性を殺害しようとした疑いで、30歳の無職の男を緊急逮捕しました。 この事件は14日午後5時ごろ、福岡市中央区の「みずほPayPayドーム」と、隣接する商業施設「BOSS E・ZOFUKUOKA」で、男女2人が男に刺されたものです。 刺された2人は意識はあり、会話ができる状態です。 逃げた男の行方を捜査していた警察は15日午前5時前、福岡県糸島市の無職・山口直也容疑者(30)を、ドームでアイドルグループ・HKT48のイベントスタッフの男性の胸付近を包丁のような刃物で突き刺し、殺害しようとした疑いで緊急逮捕しました。 警察によりますと、山口容疑者は15日午前2時すぎ、福岡市近郊の公衆電話から110番通報し、当初は「中央区で発生した事件の男を見た」と話しましたが、その後、「本人だ」と事件への関与をほのめかしたということです。 発信元の公衆電話に警察が駆けつけると、山口容疑者は家庭用の包丁を2本所持していました。 調べに対し山口容疑者は「殺そうと思って刺した」と容疑を認めていて、女性を刺したこともほのめかしているということです。 警察は動機などについて調べを進めています。

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