アメリカ・ロードアイランド州のブラウン大学で起きた銃乱射事件で、容疑者の48歳の男が、約100キロ離れた貸し倉庫内で自らを銃で撃ち、死亡しているのが見つかりました。 現地当局は、この男が知人であるマサチューセッツ工科大学の教授が殺害された事件にも関与したとみて、捜査しています。 ブラウン大学では12月13日、銃乱射事件が発生し、学生2人が死亡、9人が重軽傷を負いました。 捜査当局はその後、容疑者がブラウン大学で物理学の博士課程に在籍していたものの中退していたフロリダ州在住のポルトガル人、クラウディオ・ネベス・バレンテ容疑者(48)と特定しました。 捜査当局が逮捕状を取り、行方を追っていたところ、18日、事件現場から約100キロ離れたニューハンプシャー州の貸し倉庫内で、バレンテ容疑者が自らを銃で撃ち、死亡しているのが見つかりました。 バレンテ容疑者は、銃乱射事件の2日後の15日、マサチューセッツ州で、マサチューセッツ工科大学のプラズマ科学・核融合センター所長で知人のヌノ・ラウレイロ教授(47)を自宅で銃撃した疑いも持たれていて、捜査当局は動機などを詳しく調べています。