「脇差を見せて謝らせようと」夫婦の前に現れ、取り押さえられた自称潜水士の70代男 銃刀法違反容疑で現行犯逮捕 熊本・牛深町

正当な理由なく脇差を一振り所持していたとして、70代の男が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されました。 男は「脇差を見せて謝罪させようとした」と話しています。 ■夫婦の前に現れた「脇差を持つ男」 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本県天草市牛深町の自称潜水士・舩越一隆容疑者(72)です。 警察によりますと、きょう(12月19日)正午ごろ、牛深町の漁業関連の施設で作業をする50代の夫婦の前に、舩越容疑者が現れ、その際、脇差を手に持っていた疑いがもたれています。 ■その時、夫婦は・・・ 夫婦は舩越容疑者と脇差を取り押さえて110番通報をし、駆け付けた警察官に引き渡しました。 妻は左手の中指から出血していたため、病院に運ばれたということです。 舩越容疑者は警察の調べに容疑を認めているということです。 ■逮捕の男「謝らせようと思った」 舩越容疑者は動機について「きのう(12月18日)のトラブルの怒りがおさまらず、脇差を見せて謝らせようと思った」と話しているということです。 脇差の刃渡りは約50cmで、舩越容疑者は「自宅から持ってきた」と話していますが、登録証は見つかっておらず、実際の所有者は分かっていません。 警察は、女性のけがと脇差との関連や、舩越容疑者と夫婦とのトラブルなど、詳しい状況を調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする