先月24日東京・足立区で14人が死傷したひき逃げ事件で警視庁は逮捕した男を立ち会わせ、当時の再現などを行いました。 警視庁は22日、横尾優祐容疑者を立ち会わせ、事件の際に運転していたとみられる車と同型の白い乗用車に実際に乗せて、目線の確認などを行いました。 横尾容疑者は、足立区の路上で信号無視をして、フィリピン国籍の女性をはね死亡させひき逃げした疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、横尾容疑者が「歩道橋まで交差点を通過する時の信号は全て青でした」と供述していることがわかりました。 ただ、警視庁がドライブレコーダーなどを捜査したところ、信号はいずれも赤だったということで、警視庁は現場の実況見分を行うなどして、捜査を続けています。