2025年4月、静岡県掛川市の新東名で追突事故を起こした俳優の広末涼子さんについて掛川区検察庁は12月22日、過失運転致傷の罪で略式起訴としました。 広末涼子さんは2025年4月、掛川市の新東名・上りの粟ヶ岳トンネルで車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こし同乗者の男性がケガをしました。 この事故について警察は11月、本人の過失が認められるとして過失運転致傷の疑いで書類送検していました。 また、広末さんは事故後に運ばれた病院で看護師を蹴るなどした疑いで逮捕・送検され、その後、処分保留となっていました。 そして、静岡地検は22日16時過ぎ、広末さんへの処分内容を発表しました。 まず、過失運転致傷の容疑については「進路先の車両の有無や安全を確認しないまま漫然と時速約185kmで進行した過失」により前方のトレーラーに衝突したとしました。 その上で、同乗者に「加療約2カ月を要する肋骨骨折などの傷害を負わせた」として掛川区検察庁は過失運転致傷の罪で略式起訴しました。 裁判所の判断はまだということです。 また、看護師を蹴るなどした傷害容疑について地検浜松支部は不起訴としました。 静岡地検は「事案の軽重や犯行後の状況も含めた関係証拠の内容も踏まえた結果」としています。