懲役10年求刑された被告人・尹錫悦が特別検察官の主張を1時間真っ向反論、その内容とは

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が、昨年の12・3非常戒厳を宣布した原因は巨大野党にある、と主張した。 尹・前大統領は26日、ソウル中央地裁刑事35部(裁判長:白大鉉〈ペク・テヒョン〉部長判事)の審理で開かれた特殊公務執行妨害等事件の結審公判で1時間にわたって最終陳述を行い、このように語った。尹・前大統領は「国民の目を覚まし、国民に、政治と国政に無関心でいるのではなくどうか立ち上がって関心を持ち、批判もしてほしいと言うほかない状況だった」と語った。過半数の議席を占める進歩(革新)系の「共に民主党」が、大統領就任当初から事あるごとに国政において足を引っ張り、正常な統治が難しく、これに対する世論の喚起のために戒厳を宣布するしかなかった―という主張だ。

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