全日本プロレス3日の後楽園大会で素顔を明らかにしたKURAMAこと矢野安崇(25)が、日本マット復帰の経緯を告白した。 この日矢野は、メキシコから来た謎の覆面レスラーKURAMAとして世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生に挑戦。試合途中でマスクを脱ぎ、練習生として再出発することを直訴していた。 2020年10月にノアからデビューした矢野は、23年4月に仙台市内で20代女性の体を触った疑いで、同6月に団体から契約解除が発表され、同10月に強制わいせつの疑いで逮捕された。その後示談が成立し、不起訴処分となっている。また、この年の8月にメキシコへ渡り、フリーのプロレスラーKURAMAとして活動を再開していた。 取材に応じた矢野は、事件後もプロレスラーを続けた理由を「裏切った形になってしまったので、逃げるって簡単じゃないですか。逃げないことが大事だなと思った」と説明。2年以上に及ぶメキシコ生活の中でも、心の中には常に日本マットへの思いがあり、今回の試合のオファーにも「これはチャンスだと思った」と帰国の決意を固めた経緯を明かした。 今後は本名の矢野安崇で練習生として再出発になる見通しだが「KURAMAに未練はないです」とキッパリ。ファンに向けては「本当にごめんなさいしか言えない。でもいつまでもごめんなさいって言っててもしょうがないので、もうプロレスで見せるしかない」と恩返しを誓った。