健康器具のレンタル事業で利益が出るとうたった販売預託商法で代金をだまし取ったとして、愛知県警は13日、名古屋市のコンサルティング会社「ラティーナ」代表の菱川博行(61)=同県尾張旭市=と、別の会社役員、戸田洋輔(41)=大阪市中央区=の両容疑者を、詐欺と預託法違反の疑いで逮捕し、発表した。県警は2人の認否を明らかにしていない。 入金記録などの捜査で、2023~24年に全国38都道府県の顧客約1100人から計約16億8千万円を売り上げていたことが判明したという。 県警によると、2人は共謀し、23年4~9月ごろ、名古屋市の男性(47)に「健康器具を購入すれば、第三者に貸してレンタル料を支払う」とうそを言い、健康器具の預託取引契約を結ばせ、購入代金341万円をだまし取った疑いがある。 戸田容疑者が仕組みを考案し、菱川容疑者が自社の事業として23年から全国で約70回、顧客勧誘のためのセミナーを開催していたという。(松本敏博)