第101代警視総監に筒井氏就任へ やまゆり園事件や万博警備を指揮

警視庁の迫田裕治警視総監(57)が辞職し、後任の第101代警視総監に筒井洋樹・警察庁警備局長(56)が就任する人事が20日の閣議で承認された。発令は23日付。 筒井氏は東大卒で、1993年に警察庁に入り、沖縄県警本部長、人事課長、外事情報部長などを経て2025年1月から警備局長を務めた。大阪・関西万博の警備などを指揮した。 刑事部門の経験も豊富で、16年7月に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件では神奈川県警刑事部長として捜査を指揮。京都府警本部長だった22年10月には、「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する会社の社長が殺害された事件で容疑者の逮捕に踏みきった。 迫田氏は25年1月に警視総監に就任。匿名・流動型犯罪グループ(匿流)による闇バイトを通じた強盗などの事件の摘発に力を入れた。 警視庁公安部による大川原化工機をめぐる冤罪(えんざい)事件の捜査の検証を指揮し、25年8月の検証結果の発表時の記者会見で「逮捕された方々、捜査対象となった方々に多大なご心労、ご負担をおかけし、深くおわびする」と謝罪。警視庁が再発防止策に取り組む中での退任となる。

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