岐阜県内の交通事故の犠牲者、昨年は55人 過去3番目の少なさ

2025年の岐阜県内の交通事故の犠牲者は55人で、統計が始まった1948年以降、3番目に少ないことが、県警のまとめで明らかになった。交通企画課の担当者は「少なかったと言っても、55人もの方が亡くなっている。さらに減らしていくため、今年も交通安全を心がけていただきたい」と説明している。 まとめでは、人身事故の件数は2856件で、前年より21件増えた。重傷者数も419人で前年より66人増。ただ、負傷者全体は11人減り、死者数も55人で前年より15人減ったという。 亡くなった方の8割近くにあたる42人が65歳以上の高齢者だった。そのうち歩行者が14人、自動車乗車中が14人だった。 飲酒運転での事故は5件で、前年より2件増えた。昨年8月13日未明には同県各務原市の国道21号で、新聞配達のために原付きバイクに乗っていた男性(当時66)がはねられ、亡くなった。死亡ひき逃げ事件の容疑者として逮捕された会社員の男(35)は、運転前に飲んだ酒の影響で正常な運転が困難だったとして、危険運転致死罪で起訴された。 一方で、夜間での死亡事故は19件で前年より17件減った。特に午後5時台に事故がなかったという。県警は、秋以降の夕暮れ時の交通事故防止に向け「4時だよ! 全員点灯!」の取り組みを進めてきたという。 県内の交通事故による死者数は、1970年の317人をピークにいったん100人台に減ったが、80年代後半から200人超で推移。2003年に186人となり、14年に93人と100人を下回った。これまで最も少なかったのはコロナ禍だった20年の43人、次いで23年の50人だった。(木村俊介)

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