犯罪収益振込口座の不当強制執行、別法人でも約300万円詐取か 中国籍含む4人再逮捕

凍結口座に不当な強制執行がかけられ、多額の現金が詐取された事件で、警視庁犯罪収益対策課は20日、新たに別法人で不正に現金を引き出したとして、公正証書原本不実記載・同行使と詐欺などの疑いでコンサルティング会社「スタッシュキャッシュ」(渋谷区)の実質的経営者、林竹千代被告(62)と同社代表、井上達雄被告(73)ら男女4人を再逮捕した。 ほかに逮捕されたのは、中国籍の李小暢(38)、運輸会社元代表の山口倫里佳(45)の両被告。 4人は昨年7月以降、スタッシュ社を貸主とする虚偽の公正証書を用いて凍結口座から不正に現金を引き出したとして詐欺などの容疑で逮捕、起訴されていた。 4人の再逮捕容疑は、共謀し、令和6年11~12月、山口容疑者が代表だった八王子市のコンサル会社に、林、井上両容疑者が経営する渋谷区の鉱山採掘会社が2500万円を貸し付けたとする虚偽の公正証書を作成。裁判所に強制執行を認めさせ、約300万円を詐取したとしている。李容疑者は、口座を調達する役割だったとみられる。 犯収課によると、コンサル会社の口座は犯罪収益が振り込まれたとして6年2月に凍結。山口容疑者は同年8月に代表に就任し、強制執行後の7年1月に退任しており、不正に現金を引き出す目的があったとみられる。

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