神奈川県警など1都3県の合同捜査本部は、去年8月以降に首都圏で多発した「闇バイト」を実行役とした強盗事件のうち、千葉県市川市での強盗傷害事件について指示役4人を逮捕したと発表しました。 4人は横浜市青葉区で去年10月に発生した強盗致死事件にも指示役として関与したとみられています。 合同捜査本部によりますと、強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは齊藤拓哉容疑者(26)、村上迦楼羅容疑者(27)、渡邉翔太容疑者(26)ら4人です。 4人は去年10月、千葉県市川市の住宅に押し入り、住人の女性の顔を殴るなどして大ケガをさせたうえ、現金などを奪った疑いが持たれています。 4人は少なくとも10年前から知り合いだったということで、匿名性の高い通信アプリで実行役や回収役などに犯行の指示を出していたとみられています。 また、市川市の事件の実行役2人と回収役2人については、去年10月に横浜市青葉区で発生した強盗致死事件でも実行役・回収役としてそれぞれ逮捕・起訴されていて、合同捜査本部は青葉区の事件にも4人が指示役として関与しているとみて調べを進めています。