警察官などをかたり、高齢女性から現金をだまし取ったなどとして、警視庁と沖縄県警の合同捜査本部は詐欺などの疑いで、東京都荒川区の会社役員、潘梓傲容疑者(23)ら中国籍の男4人を逮捕した。警視庁は認否を明らかにしていない。 ほかに逮捕されたのは、足立区の会社役員、王朝宗(30)、埼玉県川口市の大学生、尹佳豪(21)、台東区の大学生、林暁鍇(23)の3容疑者。 警視庁によると、4人は特殊詐欺などの被害金の引き出しやマネーロンダリング(資金洗浄)を担うグループのメンバーで、潘容疑者は指示役とみられる。4人は令和7年1月以降、3億円以上の資金洗浄に関与した可能性があるという。捜査本部は関係先の家宅捜索で、スマートフォン約100台、キャッシュカード約40枚を押収した。 沖縄県警が7年6月、特殊詐欺の受け子を摘発した際、那覇市で詐取金を受け取った尹容疑者が浮上。合同捜査本部が調べを進めていた。 潘、王、尹の3容疑者の逮捕容疑は7年6~7月、何者かと共謀し、大阪府内の50代女性に、電話などで「口座が犯罪に使用されているので、現金を調べる必要がある」などと噓をいい、現金計510万円をだまし取ったとしている。 林容疑者は今年1月、他人名義のキャッシュカード1枚を潘容疑者から譲り受けた犯罪収益移転防止法違反の疑いが持たれている。