元大阪地検検事で弁護士の亀井正貴氏 エトミデート「社会的な危険性や弊害が整理されておらず…」

広島は28日、「ゾンビタバコ」などと呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで27日に広島県警に逮捕された羽月隆太郎容疑者(25)に、活動停止の処分を下した。 【エトミデートとは】 エトミデートは昨年5月に指定薬物として規制されたもので、元大阪地検検事で弁護士の亀井正貴氏によると「まだ規制されたばかりで、使用や所持のみで逮捕から公判までいった例は少ない」という。密輸など、より悪質なケースで公判が進められている。 今回、羽月容疑者が逮捕まで至った理由については「一つは容疑者が否認していること」と説明。また、ほかに「例えば量が多かった、常習性が疑われる、共犯者の存在、入手元の捜査をしたい、など別の理由がある可能性もあるでしょう」とした。 捜査が進められ、起訴か不起訴か判断される。起訴されて有罪となると、医療等の用途以外の目的で所持、使用、購入、譲り受けなどを行った場合、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金、またはこれらが併科される。 亀井氏は「まだこの薬物の社会的な危険性や弊害が整理されておらず、同種とみられる大麻の使用や所持よりも量刑が軽く設定されていると思える」と指摘。大麻の使用や所持は最長7年の拘禁刑が科される。

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