徳之島の山で妻殺害し遺棄した疑い 会社員の男(58)送検 男は妻と無理心中図ったか

徳之島で男が妻を殺害・遺棄した疑いで逮捕された事件。29日に送検された男が、妻と無理心中を図ろうとしたという主旨の話をしていることが新たに分かりました。 殺人と死体遺棄の疑いで送検されたのは、徳之島町亀津の会社員・豊守人容疑者(58)です。 徳之島警察署によりますと、豊容疑者は今月25日から26日までの間に、徳之島町の山中で同居する妻・初美さん(57)の首を圧迫して殺害し、その場に遺棄した疑いがもたれています。 親族が26日、「豊容疑者が『妻を殺した』と言っている」と110番通報して発覚。発見現場は崖から数十メートル下で、転落したとみられる軽トラックが倒れていて、初美さんはその近くで倒れていました。 捜査関係者への取材で、豊容疑者は「2人で軽トラックで落ちた。死にきれなくて妻の首を絞めて殺した」という主旨の話をしていることが、新たに分かりました。 さらに、関係者などによりますと、豊容疑者は先月末から入院していて、初美さんはそれを理由に仕事を休んでいたということです。 司法解剖の結果、初美さんの死因は首を圧迫したことによる窒息死で、体中にあざがあったということです。 豊容疑者は取り調べに対し容疑を認めているということで、警察は無理心中の可能性も視野に捜査しています。 ■事件の経緯は 事件は今月26日、豊容疑者が親族に「妻を殺した」と話したことで発覚しました。 話を聞いた親族が午後6時20分に「豊容疑者が『妻を殺した』と言っている」と110番通報。 犯行を認めた豊容疑者の話をもとに警察が捜索すると、27日午前中に初美さんを遺体で発見。その日の午後、豊容疑者を緊急逮捕しました。 続いて、初美さんと軽トラックが見つかった現場の状況です。道路の脇に空き地があり、その奥が崖になっています。 崖の高さはおよそ80メートル。その崖の上から20〜30メートルの場所にトラックがあり、近くに初美さんが倒れていました。 崖の上の草には車が通った車輪の跡があり、軽トラックはここから落ちた可能性があります。

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