ギャング構成員に拘禁1048年、違法薬物取引や資金洗浄で エルサルバドル

【AFP=時事】中米エルサルバドルの裁判所は、違法薬物取引やマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で有罪判決を受けたギャングの構成員28人のうち2人に対し、拘禁1048年の刑を言い渡した。検察が29日、明らかにした。 この重い判決は、右派のナジブ・ブケレ大統領が2022年に開始した「ギャング撲滅作戦」が続く中で下されたものだ。この作戦により、これまでに9万人以上のギャング構成員が逮捕され、その多くが同国の悪名高い巨大刑務所「テロリスト拘禁センター(CECOT)」で服役している。 検察のX(旧ツイッター)投稿によると、今回の対象となったギャング「エル・グレミオ」は、「違法薬物取引やマネーロンダリング、不正な結びつき」の罪に問われた。 構成員28人のうち、2人に対して拘禁1048年の判決が下された。 今年3月、ブケレ大統領が支配する議会は憲法改正案を可決し、従来の最高刑は拘禁60年だったが、殺人犯、暴行犯、レイプ犯、テロリストに対して終身刑を導入した。 この終身刑の適用範囲はその後拡大され、18歳未満の未成年にも適用されることとなった。 ブケレ氏は絶対的な権力をもってエルサルバドルを統治しており、NGOなどは同国において司法の独立が失われていると指摘している。 人権団体も、ブケレ政権が人道に対する罪を犯し、罪のない人々まで収監していると非難している。 【翻訳編集】 AFPBB News

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