15年前、佐賀県伊万里市で、暴力団の組幹部ら2人が拳銃で撃たれ死傷した事件で、警察は当時抗争中だった指定暴力団・道仁会の元幹部の男ら3人を殺人などの疑いで逮捕しました。 殺人や殺人未遂などの疑いで29日までに逮捕されたのは、指定暴力団・道仁会のナンバー2にあたる理事長だった坂本康弘被告(70)と、道仁会系の元組員2人です。 警察によりますと、坂本被告ら3人は2011年4月、佐賀県伊万里市の病院の駐車場で、実行犯の男と共謀して指定暴力団・九州誠道会系の組幹部ら2人を拳銃で撃ち、組幹部を殺害したほか、元組員に重傷を負わせた疑いです。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、坂本被告が襲撃を計画するなど指示役だったとみられています。 坂本被告は、2008年に別の九州誠道会の幹部が大牟田市で射殺された事件で、殺害を指示したとして逮捕・起訴され、公判中でした。 警察は、逮捕した元組員2人の役割を調べるなど、事件の全容解明に向け捜査を進めています。