匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)とみられる福島県福島市の男らが逮捕された事件で、詐欺などの罪に問われた、いずれも福島市、会社役員の男(46)と飲食店経営の男(42)の両被告の判決公判は30日、福島地裁で開かれ、島田環裁判官は46歳男に懲役4年(求刑懲役6年)、42歳男に懲役5年(求刑懲役8年)を言い渡した。 島田裁判官は判決理由で、少年らと共謀し高齢者からだまし取ったキャッシュカードを使用して現金を得た事件について、複数の人物が役割分担をした組織的、職業的な事案で「巧妙で悪質」と指摘。両被告とも必要不可欠で重要な役割を果たしたとした。 判決によると、両被告は昨年4月16、17の両日、少年2人らと共謀し、市役所職員などになりすまして埼玉県の70代女性らからキャッシュカードをだまし取り、女性のカードを使用して現金計100万円を盗んだ。同年2月16日には福島市の住宅に侵入し、現金約200万円とジャケットなど5点(計約10万1000円相当)を盗んだ。