工場の賃料1年滞納 七尾・スーパー切り付け 容疑者経営、資金繰り悪化か 金沢地検に送致

七尾市国分町のスーパー駐車場で従業員を刃物で切り付け、金品を奪おうとしたとして、30日に強盗傷害容疑で七尾署に逮捕された男が、店の近くで営む鉄工所の賃料を1年分滞納していることが31日、分かった。資金繰りが悪化していたとみられる。署は同日、男を同容疑で金沢地検に送致し、動機などを詳しく調べる。 逮捕、送検されたのは七尾市国分町、鉄工業橋場耕司容疑者(58)。送検容疑は、昨年12月25日午後9時40分ごろ、アルビス七尾店駐車場で、パート従業員男性を「騒いだら殺すぞ」などと脅し、刃物でけがを負わせ、金品を奪おうとした疑い。 橋場容疑者は、スーパー横を流れる御祓川を挟み、直線で120メートルほど離れた場所で鉄工所「橋場機械」を営んでいる。 関係者によると、工場は別に所有者がおり、橋場容疑者は能登半島地震後、2024年秋ごろから毎月の賃料支払いが滞るようになった。その後、支払われることはあったものの、未納は1年分に上り、最近は連絡もつかなかったという。 橋場容疑者は、事件後の1月9日に近くにあるパチンコ店の景品交換所で金品を盗もうとしたとして、翌10日に窃盗未遂容疑で逮捕された。 近所の女性は、同容疑者が自転車でスーパーに買い物に行く姿を見掛けたことがあり、「気さくな人という印象だった」と話した。近くに住む男性は「(橋場容疑者が営む鉄工所から)機械の音を久しく聞いていなかった」と振り返った。

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