3日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、警視庁がこの日、本人に代わって退職の意思を伝えるサービス「退職代行モームリ」の運営会社代表の谷本慎二容疑者ら2人を弁護士法違反容疑で逮捕したことを報じた。 弁護士資格がないにもかかわわらず退職希望者と勤務先との間の法律的な交渉を弁護士事務所に報酬目的であっせんした疑いがある今回の逮捕について、コメンテーターで出演の菊地幸夫弁護士は「報酬目的で(弁護士を)紹介をするというのがダメなんです。基本として、法律的な業務というのは弁護士が独占するという前提がある。モームリの業務は会社との間の法律的なやり取りじゃないんですか?って疑問があるわけですよ」と指摘。 「だから単純に(退職の)意思を伝える以外にもいろいろ退職金の確認とかは法律業務じゃないの?という疑問は最初からあったんですね、このビジネスモデルには」と続けると「ただ、意思を伝えるだけ。つまり伝書バトみたいなね。(退職希望者の)手足みたいになってるだけ。それだけだったらいいんじゃないかってことでスタートしてるビジネスモデルだけど、そういう疑いっていうのは常にあったんですけど」と語った。 その上で「一応、合法という前提でこの会社は始めたんですけど、そこから交渉はやっちゃダメ。それははっきりしてたんですけど、ついにそっちの領域に手を出しちゃって、弁護士に報酬を払って弁護士法が禁止している、要するにお客さんを売り買いしちゃダメですよということです。お客さんは物じゃないんだと。例えばお金に困った、仕事をちゃんとやらないような弁護士が『俺に(客を)売ってくれ』みたいな依頼者に迷惑をかけちゃうようなことも起きちゃうんじゃないか。そこに手を出したんじゃないかという今回の容疑ですね」と話していた。