「レスキュー商法」のリーダー格か 恐喝容疑で水道工事業の男を逮捕

トイレの修理代名目で現金を脅し取ったなどとして、大阪府警は5日、水道工事業の佐田大希容疑者(30)=兵庫県西宮市神園町=を恐喝と強要の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 水のトラブルなどにつけこみ、高額な費用を請求する「レスキュー商法」を繰り返すグループのリーダー格の1人だと、府警はみている。 都島署によると、佐田容疑者は昨年5月、20代の男2人=恐喝罪などで起訴=と共謀。インターネット広告を見てトイレ修理を依頼した大阪市内の20代男性から、「修理代」と称して現金約23万2千円やスマートフォン2台(計約36万円相当)を脅し取った疑いがある。 さらに昨年6月、大阪府寝屋川市の20代男性から、ゴキブリ駆除の名目で現金33万円を脅し取った疑いも持たれている。 起訴された男2人が実行役だったといい、2人が昨年逮捕された後、捜査が進む中で佐田容疑者の関与の疑いが浮上した。 府警は、15人前後のグループでこうした行為を繰り返していたとみている。 佐田容疑者は広告を見た人からの依頼の電話を受け、現場に指示を出す立場だったという。メンバーに対し、「客はゴミ」「年寄りには適当に値段をつけて取ればいい」などと発言したこともあったという。 国民生活センターによると、「レスキュー商法」の相談件数は10年で約4倍に増えている。 検索する言葉に連動して広告が表示される「リスティング広告」が悪用されるケースが目立っている。(武井風花)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする