レーシングポスト電子版は6日、カタールのアミールトロフィー(G2、芝2400メートル、14日=アルライヤン)に出走する英国馬、ジアヴェロット(牡7)の鞍上がピエール・シャルル・ブドー騎手(33)に決まったと報じた。 ジアヴェロットは一昨年の香港ヴァーズ覇者。昨秋は凱旋門賞で4着、連覇を狙った香港ヴァーズで2着に好走した。近走で騎乗しているオイシン・マーフィー騎手、アンドレア・アッゼニ騎手が騎乗できないため、ブドー騎手に白羽の矢が立った。マルコ・ボッティ師は「ジアヴェロットは好調です。ピエール・シャルル・ブドーが騎乗します。彼はこの競馬場で豊富な経験があります」とコメントしている。 ブドー騎手はフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎で主戦騎手として活躍。ヴァルトガイストで19年凱旋門賞を制覇するなど、若き名手として知られていたが、21年に女性への暴行容疑で逮捕され、フランスギャロから騎乗停止処分、その後、騎手免許取り消し処分を受けている。昨年、カタールのアルライヤン競馬場で騎乗拒否する騎手が多く出たため、緊急免許でジョッキーに復帰。現在はカタールで騎乗し、昨シーズンは最終的に43勝。今シーズンはここまで32勝を挙げて、リーディング3位につけている。 アミールTには日本からサトノグランツ、ビザンチンドリーム、ディープモンスターが出走を予定している。母国フランスでは免許を取り消されたままだが、中東カタールの地で、名手ブドーが国際舞台に戻ってくることになる。