勤務先の飲食店の酒を勝手に売却し横領したとして札幌市南区に住む51歳の職業不詳の男が業務上横領の疑いで逮捕されました。 男は6月24日、当時店長として働いていた札幌市中央区南3条西3丁目の飲食店で、酒類25点(時価合計約93万円相当)を市内の酒買取専門店に売却し、横領した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は6月に店を退職していて、売却で得た金額は約60万円だということです。 飲食店を経営する代表が「先月の酒の仕入れ額が倍になっている。店長が横領しているのではないか」と24日、来署し相談。 警察は被害店舗の関係者への聞き取りなどをし、容疑が固まったとして28日に男を業務上横領の疑いで逮捕しました。 調べに男は「借りているものを返していないだけだ」などと容疑を否認しています。 行方がわからなくなっている店のウイスキーやワインなど(時価合計300万円以上)もあるということで、警察は調べを進めています。