令和5年8月、長野県大町市の高校1年の女子生徒=当時(16)=を誘い出し、自宅などに寝泊まりさせたとして、未成年者誘拐の罪に問われた岩手県奥州市の無職、千葉裕生被告(28)に、長野地裁松本支部は1日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
永井健一裁判官は判決理由で、スマートフォンアプリで知り合った生徒と駆け落ちしようとしたことを「浅はかさから行われた犯行だ」と非難し、「(被害者が)日常を取り戻すことは容易ではない」と指摘した。
判決などによると昨年8月29日、生徒にメッセージで家出するように誘い、車に乗せて連れ出し、同10月28日まで奥州市の自宅や仙台市のアパートに寝泊まりさせた。