【広島】ゾンビたばこ使用で起訴された羽月隆太郎との契約解除 鈴木球団本部長「プロ野球選手としてふさわしくなく、社会問題化している事案の大きさを考え、厳格に処分」

広島は25日、「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして医薬品医療機器法違反の罪で逮捕、起訴された広島・羽月隆太郎内野手(25)との契約を24日に解除したと発表した。この日、自由契約選手として公示された。鈴木球団本部長は、球団を通じて「プロ野球選手としてふさわしくなく、社会問題化している事案の大きさを考え、厳格に処分する判断をしました」と説明した。 羽月被告と直接会って契約解除を通達した鈴木本部長は「本人からは謝罪の言葉がありました」と、やりとりの一部を明かした。昨年12月16日ごろに広島県警から任意同行を求められた後、逮捕まで本人から状況の報告はなかった。処分は協議を進めていた選手会の理解も得たという。球団は逮捕翌日の1月28日に野球活動停止の処分を決定。羽月被告は今月17日に起訴、18日に保釈されていた。 この日、チームは沖縄キャンプを打ち上げた。契約解除の発表は、最終日の練習中だった。新井監督は、キャンプを総括した際に羽月被告について触れることはなく、書面で「当球団所属の選手が契約解除される事態となり、監督として非常に責任を感じております」などとコメントした。 羽月被告は、プロ7年目の25年は74試合でリーグ5位タイ、チーム最多17盗塁。ときに勝負の行方を左右する走塁でチームに貢献してきた。今季から選手会長に就任した島内は「一緒に戦ってきた仲間。残念な気持ちが大きい。ファンの皆さまを裏切ってしまった。僕らがこれから野球に対する姿勢でもう一度示して、結果で喜んでもらうことしかできない」と神妙な面持ち。チーム全体のショックは計り知れない。 ◆羽月被告のこれまで ▼25年12月16日 110番通報を受けた広島県警から任意同行を求められ、尿検査でエトミデートの陽性反応 ▼26年1月27日 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕 ▼28日 球団が「野球活動停止」の処分を決定。 ▼29日 広島地検に身柄送検 ▼30日 広島県警がマツダスタジアムと大野屋内総合練習場を家宅捜索 ▼2月6日 エトミデート使用を認める趣旨の供述を始めたことが明らかに ▼17日 広島地検が医薬品医療機器法違反の罪で起訴 ▼18日 広島市内の留置施設から保釈

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