カンボジア西部パイリン州を拠点とした特殊詐欺に関わったとして、愛知県警は2日までに、詐欺容疑で、勧誘役の建設会社役員木村昇汰(31)=同県刈谷市今川町花池、同社代表鶴谷隆穂(31)=名古屋市東区泉、かけ子の無職酒井公人(37)=同県安城市今本町=の3容疑者を逮捕した。 県警組織犯罪特別捜査課によると、酒井容疑者がパイリンでかけ子をしているとの情報提供があり、新たな拠点の存在が発覚した。酒井容疑者は昨年6月に渡航しており、同12月に帰国したところを逮捕された。その後の捜査で、知人の木村、鶴谷両容疑者に誘われていたことが判明した。 拠点は東京ドーム3個分の広さで、中国人が管理し日本人約40人が滞在していたという。詐取額は昨年6~11月で1億円以上とみられる。