2月の衆院選で「二重投票」をしたとして、警視庁は9日、会社員の小山智行容疑者(47)=東京都千代田区=を公職選挙法違反(詐偽投票)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。任意聴取に対し、1回目の投票について「覚えていない」などと説明し、容疑を否認していたという。 捜査関係者によると、2月8日投開票の衆院選で、小山容疑者は同7日、千代田区内の期日前投票所で投票をしたにもかかわらず、同じ日に別の投票所で再び投票した疑いがある。 小山容疑者は7日午前9時10分ごろ、自宅近くの区民館で投票した。同40分ごろ、約2キロ離れた千代田区役所内の投票所を訪れたという。 区役所で小山容疑者に投票用紙を交付する前に、投票所の係員が「投票済み」であることに気づいた。係員に声をかけられ、容疑者は「まだ投票していない」などと答えたため、専用の封筒に入れて他の投票と区別する「仮投票」をさせたという。