特急・南風の切りつけ男を起訴 ナイフを乗客の左頬に押し当て脅した事実も判明⋯直前に車掌と口論→「ナイフ持ってるんやぞ」と車内うろつく【高知】

1月25日夜、JR土讃線を走行中の特急「南風」の列車内で、男が乗客をナイフで脅し車掌を切りつけた事件で、逮捕されていた63歳の男を、高知地方検察庁は3月9日、傷害など3つの罪で起訴しました。 起訴されたのは、大阪府枚方市の無職・山内基正(やまうち・もとまさ)被告(63)です。 起訴内容によりますと、山内被告は1月25日、大豊町内を走行中のJR四国の特急列車「南風」の車内で以下の行為に及んだとして、3つの罪に問われています。 (1)暴力行為等処罰に関する法律違反 乗客に対して刃体およそ8.2cmのナイフを示しながら「俺はナイフを持ってるんやぞ」などと言ったうえ、ナイフを乗客の左頬に押し当てるなどして脅迫した。 (2)傷害 ナイフを取り上げようとした車掌に左手でナイフの刃を掴ませるなどして、全治およそ2週間のけがをさせた。 (3)銃刀法違反 正当な理由がないのにナイフ1本を所持した。 この事件は1月25日夜、走行中の下り特急列車「南風25号」(3両編成)の列車内で、山内被告がサバイバルナイフで60代の車掌を切りつけたとして、傷害の疑いで逮捕されていたものです。切りつけられた車掌は、左手の人差し指と小指に切り傷を負って救急搬送されましたが、命に別状はありませんでした。 その後、高知東警察署は、山内容疑者が乗客の50代女性に対してナイフを見せて「俺はナイフを持っているんやぞ」と脅したとして、暴力行為等処罰に関する法律違反と銃刀法違反で、2月16日に山内容疑者を再逮捕していました。 山内被告の身柄はそれぞれの逮捕後に高知地方検察庁に送られていましたが、高知地方検察庁は3月9日、山内容疑者を起訴しました。 山内被告の認否について高知地検は、「コメントを差し控える」としています。 これまでの警察への取材では、事件前、山内被告が列車内でトラブルを起こしていたことがわかっています。 山内被告は事件前の午後10時ごろ、列車のトイレ内にある「SOSボタン=非常停止ボタン」を押し車掌と口論になっていたということです。

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