山形県警察の柔道チームが躍進、活躍支える選手たちの思い

山形県警察の柔道チームの選手たちが今年度、警察の東北大会で優勝を果たすなど活躍しています。その活躍を支えているのは県民のために働きたいと警察官を志望した選手たちの思いでした。 天童市内の柔道場。 この日は山形県警察の「特別訓練員」に選抜された警察官が柔道の練習に打ち込んでいました。 特別訓練員は警察官の技能向上を目的に、柔道・剣道・逮捕術などの大会で優れた成績を残した警察官を年度ごとに指名するものです。 このうち柔道は今年度、男子12人・女子2人のあわせて14人が選ばれ、男女ともに警察対抗の東北大会で優勝する選手が出るなど好成績を残しています。 上山警察署・神保朱李巡査長(警察対抗・東北管区大会優勝) 「警察官として県民のために山形県警の強さを体現したい。結果として残したいと頑張っている。 日頃は制服を着て勤務しているが、見た目から県民に安心してもらえるように日頃から鍛えている」 山形県警察の柔道男子チームは、全国警察柔道大会で上位12チームが争う最上位の1部に去年、昇格するなど活躍を続けています。 県警機動隊の佐藤佑治郎巡査部長は今月(3月)、宮城県で開かれた全日本柔道選手権の東北予選会で優勝。 来月(4月)26日に東京の日本武道館で開かれる全国大会に出場します。 佐藤さんの全国出場は3年連続です。 県警機動隊・佐藤佑治郎巡査部長 「各地の強豪が集う大会なのでまずは一勝を目指して頑張りたい」 山形県警察の柔道特別訓練員は、全員が山形県内出身です。 地元出身者のみのチームは全国的にも珍しいといいます。 上山警察署・神保朱李巡査長(高畠町出身) 「大学の時に宮城県に出たが、山形県のために働きたいと思って戻ってきた。 山形に帰ってきて改めて山形から活躍したいという選手が多い」 山形県警察では、社会人になっても柔道を続けたいと希望する学生に「警察官」を進路の選択肢にしてもらおうと、高校生と柔道チームが一緒に練習するなどして警察官の魅力を伝えています。 この日は柔道の強豪校・県立山形工業高校の柔道部員と一緒に練習しました。 「握り直しが出るから。握り直す瞬間にそんな感じで」 山形工業高校2年・梅津的居選手(高畠町出身)(今月末全国大会出場) 「警察官に憧れている。駆け引きだったり高校生では普段できない反応の素早さだったり経験が違うと思う」 県警機動隊・佐藤佑治郎巡査部長(鶴岡市出身) 「柔道だけじゃなく警察官の良いところを高校生に伝えられれば。 勤務している機動隊は災害現場に行って対応もするがそういう場面で(柔道は)かなり役に立つ」 活躍を支える「県民の安全を守る」との思い。その思いを次の世代にも伝えています。

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