2023年、札幌市西区で、不正に改造された車からタイヤが外れて女の子に直撃し、いまも意識不明の重体となっている事故を巡り、父親が約3億円の損害賠償を求めて、3月30日に提訴に踏み切ります。 ■娘はいまも意識不明… この事故は2023年11月、札幌市西区で不正改造された車からタイヤが脱落し、歩道を歩いていた当時4歳の女の子に直撃したものです。 女の子は頚髄損傷などで、事故から約2年半が経ったいまも意識が戻っておらず、治療が続いています。 関係者によりますと、女の子の父親は、車を運転していた男性や車の所有者、保険会社に対して、慰謝料や治療費など約3億円の損害賠償を求めて3月30日に提訴する方針です。 ■「訴訟せざるを得なかった」父親の決断 父親は、これまでの北海道放送の取材に対して「支払い計画も示されず、自分たちの生活そのものが不安で、訴訟せざるを得なかった」と話しています。 被告となる車を運転していた男性は、当時の事故における過失運転傷害罪で懲役3年・執行猶予5年の有罪判決が下されていました。 しかし、執行猶予中の2026年2月、運転免許がないまま複数回にわたり軽トラックを運転したとして道路交通法違反の容疑で逮捕、起訴されています。