三重・松阪市、3人を懲戒処分 市民病院の医師はパワハラ

三重県松阪市は27日、看護師2人に対してパワーハラスメントをした市民病院医療部の医師を減給10分の1(1カ月)とするなど、3件の事案で計3人を懲戒処分にした。 総務部職員課と同病院事務部によると、この医師は2025(令和7)年12月、入院患者の容態が急変し病棟での緊急医療処置を施すに当たり、処置に使用する医療器具が病棟に備え付けていなかったことに立腹。看護師に対して大声での叱責やピンセットなどを床に放り投げるなどして心的ストレスを与えた。また今年1月には、別の看護師がミスをしたことに対して複数の職員が同席する場で「小学生ドリルの勉強をやり直したらどうだ」などと侮辱的な表現を用いて大声で叱責した。 同課などは、これら2件の行為をパワハラと認定。医師を処分するとともに、再発防止に向けた取り組みを推進したいとしつつ、医師の年齢や性別については「特定されやすい」などの理由から公表を避けた。 環境生活部では、48歳の係員男性職員を戒告処分とした。 男性職員は、24(同6)年夏ごろから今年2月までの間、特定の職員に対して持ち物を隠したり食べ物を無断で食べたりするなど複数回にわたって嫌がらせ行為を行い心的ストレスを与え、職場の安全性と秩序を著しく損なった。 男性職員が同僚に嫌がらせをしていることを口走ったことで事案が発覚。嫌がらせをしたことに対して男性職員は「その職員に対して苦手意識を持っていた」などと話しているという。 教育委員会事務局では、63歳の会計年度任用職員の男性を戒告とした。 当該男性職員は、昨年7月19日午後10時35分ごろ、津市羽所町のJR津駅構内に設置の券売機の前面パネルを素手でたたいて壊し、現行犯逮捕された。逮捕後、男性職員から報告があり、同11月に不起訴となり今回の処分に至った。 竹上真人市長は「いずれの行為も公務に携わるものとしてあってはならず、市として極めて重く受け止めております。今回の処分を踏まえ職場環境の改善、服務規律の徹底をはじめとする組織全体の再発防止を徹底し、市民の皆さまからの信頼回復に努めたい」とコメントした。

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