京都府南丹市で行方不明になった市立園部小の安達結希(あだちゆき)さん(11)の遺体を遺棄したとして、府警は16日、死体遺棄の疑いで、父親の会社員安達優季容疑者(37)=南丹市園部町=を逮捕した。元警視庁刑事で防犯コンサルタント吉川祐二氏(67)は本紙の取材に、「今後の取り調べによって共犯者が出てくる可能性はある」と述べた。 逮捕容疑は3月23日朝ごろから4月13日午後4時45分ごろまでの間、結希さんの遺体を南丹市内に隠した後、発見現場となった同市園部町の山林に遺棄した疑い。府警によると容疑者は結希さんと養子縁組した養父に当たる。逮捕について「防犯カメラの映像をつなぎ合わせるリレー捜査によって車の移動を捉えることができた」と述べた。 吉川氏は「ここまで時間がかかったようにも見えるが、リュックが発見された時点で、父親に疑いを持っていた可能性はある。事情聴取で整合性がなく矛盾点があった、遺体の状況から不自然な点があったとみているのでは」とした。 吉川氏は今月1日、現場周辺に足を運んだ。「住宅街や小学校の様子、リュックが置かれた場所にも向かいましたが、全て小学校からみて北側だった。遺体の発見現場から別の場所に目を向けるためにリュックを置いた可能性を考えると、と共犯者がいる可能性もある」と指摘した。