脳科学者・中野信子氏が17日、テレビ朝日系『大下容子ワイド!スクランブル』(月~金曜午前10時40分)に生出演し、京都・南丹市の男児遺棄事件に関する報道の在り方について、疑問を呈した。同事件では、南丹市内の山林で今月13日、園部小の安達結希さん(11)が遺体で見つかり、京都府警捜査本部(南丹署)が父親の会社員・安達優季(ゆうき)容疑者(37)を死体遺棄容疑で逮捕。取り調べに同容疑者は殺害も認めていることが伝えられている。 番組の前半、中野氏は「この事件をお伝えする側の人間が言うのはどうかと思いますが」と言いながら、隠せない本音を口にした。 「私はできるだけ見ないようにしていました。このニュースを見ていて得られるメリットって何なのかと思ったからです。子どものいる女性は再婚してはいけないのかということも感じていますし」 その上で「再婚して幸せになった女性もたくさんいます。動機の解明とか、そんな動機をもし持っている人がいたら全員犯罪者になるのか……そんな、非常に出口が感じられない報道で私は本当につらく思います」などと述べた。 スタジオが重い空気になる中、不在の大下容子アナウンサーに代わって進行を担当した八木麻紗子アナが「これまで虐待の相談など寄せられていなかったとのことですが、何かくみとることはできなかったのかということもあります」とまとめ、中野氏もうなずいていた。 同事件については連日、テレビ各局がニュース、情報番組で時間を割いて報道を続けている。