「1100万ウォンの不祥事」を起こした中学生…韓国・周到な手口と捜査を拒む“未成年の壁”

【04月18日 KOREA WAVE】ソウル市内のクレーンゲーム店を狙い、現金約1100万ウォン(約118万8000円)を盗んだ中学生2人の事件で、検察が緊急逮捕を認めず、捜査が難航している。 JTBC「事件班長」によると、2人は4月5日夕方、ソウル市冠岳区新林洞の店舗で紙幣両替機を開け、約750万ウォン(約81万円)を盗んで逃走した。店員が席を外した隙を狙った犯行だった。 防犯カメラには、役割分担して動く様子が映っていた。1人が工具のようなもので両替機を素早く開けて現金をバッグに詰め込み、もう1人は外で見張り役を務め、あらかじめ手配していたタクシーで逃げた。 2人は前日にも近隣の別の店舗で同様の手口を使っており、被害総額は2日間で約1100万ウォン(約118万8000円)に上る。 警察は発生から2日後に2人を検挙した。いずれも中学3年生で、誕生日を過ぎており刑事責任を問えない「触法少年」には該当しない。携帯電話を自宅に置いて追跡を避けるなど、計画性も確認された。 警察は常習性があると判断し緊急逮捕を申請したが、検察はこれを認めなかった。未成年である点や逃走の恐れが低いことなどが理由とみられる。 この判断により強制捜査が進まず、2人はその後の出頭要請にも応じていない。未成年のため保護者同席での調査が必要だが、「自分たちだけで行く」として事実上、捜査を回避している状況だ。 警察は保護者にも連絡を取っているが、事件から10日が経過した現在も事情聴取は進んでいないという。 被害者は「緊急逮捕していれば被害金の一部でも回収できたはずだ」とし、「未成年は処罰が軽いという認識が犯罪を助長している」と不満を訴えている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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