現地時間4月23日(木)、ロサンゼルスの法廷に現れた歌手のd4vd(デイヴィッド)は、検察官が「捜査当局が押収した彼のiCloudアカウントに、大量の児童ポルノが含まれていた」と明らかにする間、終始無表情に座っていた。 この衝撃的な発表にもかかわらず、本名デイヴィッド・アンソニー・バークとして知られるこのプラチナディスク歌手と弁護団は、第一級殺人事件に関する即時の予備審問を求める姿勢を崩さなかった。これを受け、裁判官は証拠開示の手続きを確認するため、4月29日(水)に追聴を設けた。公開法廷で証拠の精査を行うミニ裁判のような位置づけである予備審問の初日は、5月1日(金)に設定されている。 「有意義な審問でした」と、弁護人のマリリン・ベドナルスキは法廷で述べた。オレンジ色の囚人服に身を包んだ被告のd4vdは、左手首を椅子に繋がれた状態でその様子を見守っていた。d4vdが口を開いたのは、他の係争案件を処理するために予備審問を一時中断することに同意する際のみであった。もう一人の弁護士であるブレア・バークが彼の肩に手を置く中、シャーレイン・オルメド裁判官は、次回の審問に遅れないよう、拘置所からの朝の送迎バスに乗り遅れないようd4vdに警告した。起訴から10日以内に予備審問を受ける権利の期限が迫っているためだ。 d4vdは先週逮捕され、4月20日(月)にセレステ・リヴァス・エルナンデスを殺害した罪で起訴された。当時14歳だったカリフォルニア州の少女である彼女は、昨年9月、レッカー移動されたd4vdのテスラのフロントトランクの中から、切断され、ひどく腐敗した状態で見つかっていた。 4月23日(木)、ベス・シルバーマン副地方検事は、捜査の一環として当局が通信傍受を行っていたこと、そして本件を「起訴のためではなく、あくまで捜査のために」召集された大陪審が3回(11月、12月、2月)開かれたことを明らかにした。「本件には膨大な量のデジタルデータが存在する」と彼女は述べ、ロサンゼルス市警(LAPD)の捜査官が5週間にわたって作業を続けているものの、弁護側がアクセスできるシステムにアップロード済みの証拠は、全体の約30%に過ぎないと付け加えた。 「今日(4月23日)は、セレステが亡くなってからちょうど1年にあたります。それゆえ、我々はこの裁判を迅速に進めたいと考えています」とシルバーマン検事は法廷で語った。「弁護側による証拠開示の確認が済み次第、我々は60日以内という期限内での公判開始を目指したいと考えています」 From Rolling Stone US.