『私の少女時代』出演の台湾俳優ワン・ダールー、兵役逃れに個人情報不正照会容疑で懲役刑

台湾の人気俳優ワン・ダールー(王大陸)が個人情報を不正に照会した疑いで懲役刑を言い渡された。 23日の聯合報や中国時報など台湾メディアによると、新北地裁は前日、「個人情報保護法」違反の容疑で起訴されたワン・ダールーと、交際相手でインフルエンサーの闕沐軒に対し、それぞれ懲役6カ月を言い渡した。 裁判所によると、ワン・ダールーは兵役逃れのために接触したブローカーから詐欺にあったと判断し、このブローカーの個人情報を不正に照会しようとしたことが明らかになった。 新北地裁はワン・ダールーが兵役逃れのためにブローカーCに360万台湾ドル(約1820万円)を渡したが、兵役逃れ斡旋事件で拘束されたCと連絡が途絶えると、自分が詐欺にあったと判断した、と説明した。 ワン・ダールーは財閥出身の友人を通じて当時の台北市警察局刑事警察大隊の幹部を紹介され、ブローカー組織のリーダーCに対する調査を依頼したことが判明した。 この警察幹部は強力犯罪捜査を担当する責任者であったにもかかわらず、警察の「知能分析および意思決定システム」に事件処理の理由を虚偽入力してCの身元情報を照会し、ワン・ダールーに伝えたことが明らかになった。 また、ワン・ダールーの要請に応じて闕沐軒にオンライン詐欺容疑者の身元情報も渡していたことが判明した。 ◆兵役逃れスキャンダル拡散…台湾芸能界全般へ これに先立ち台湾検察は昨年6月、ワン・ダールーを含む芸能人、有名シェフ、音楽プロデューサー、実業家、医師など15人と、兵役逃れを助けたブローカー4人を含む計28人を、軍法上の兵役妨害および刑法上の文書偽造の疑いで起訴した。 ワン・ダールーは映画『私の少女時代』や『イタズラなKiss』などに主演し、中華圏で人気の俳優だ。 現在、台湾では有名歌手兼俳優のプリンス(邱勝翊)やタン・ユージャ(唐禹哲)などが相次いで逮捕されるなど、芸能界全体に兵役逃れスキャンダルが拡大している。 台湾男性の義務服務期間はかつて2~3年だったが、2008年に1年に減り、国民党の馬英九政権時代の2013年には4カ月の軍事訓練に短縮された。その後、2024年からまた1年に延長されている。

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