ここからは取材している吉本記者とお伝えします。坂田被告はきょう、危険運転致死と救護義務違反などの罪で起訴されましたね。 警察は、現場周辺の防犯カメラなどの捜査から、坂田被告が制御困難なスピードで車を運転して事故を起こし、同乗していた髙橋さんを置き去りにして、死亡させたなどとして逮捕していました。検察も同様の罪を適用して起訴した形です。 この事件では、まだ明らかになっていない点もあります。 まずは、髙橋さんを置き去りにして逃げた理由です。 捜査関係者によりますと、坂田被告は事故の前、別の事件で服役し、当時は仮釈放中でした。 また、事故直前には飲酒していたとみられます。 加えて、事故の前か後に覚醒剤を使用したとして逮捕、起訴されています。 仮釈放や飲酒運転、覚醒剤に加え、事故でさらに罪を重ねることになり、恐れて逃げた可能性があります。 続いては、坂田被告がなぜ髙橋さんの車を運転していたかです。 事故を起こした車は、同乗していた髙橋さんが所有していました。関係者によりますと、坂田被告と髙橋さんは当時、交際していて、事故前、酒を飲んでいた坂田被告は、髙橋さんに車で迎えに来てもらったとみられています。 その後、坂田被告が運転することになり事故を起こしましたが、運転を代わった理由は明らかになっていません。 坂田被告が取り調べに対して、何を話しているかが気になりますね。 坂田被告の供述について、警察は「捜査に支障がある」として発表していません。 一方、捜査関係者によりますと「反省の言葉は口にしておらず、事件に関する質問には黙秘している」ということです。 亡くなった髙橋さんの父親 「人に危害を加えたこと、絶対逃げられないことを自覚してもらって、とにかく罪を償ってほしい。(被告が)しっかり話をしてくれれば、一番良い。どういうふうに思っているか、これから示してもらえたら」 亡くなった髙橋さんの父親は、事件の全容が明らかになることを望んでいます。 今後は裁判で事件の詳細が明らかになります。坂田被告には罪と向き合い誠実な証言をしてもらいたいと思います。 吉本記者でした。