空知管内に住む20代の女性が、警察官や検察官などを名乗る者から「逮捕されるので保釈金が必要だ」などとうその電話を受け、現金およそ640万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。 警察によりますと、今年3月2日、空知管内に住む20代の女性の携帯電話に、クレジットカード会社の社員や、警視庁の警察官などを名乗る者から次々と電話がありました。 これらの人物は電話で「海外でカードが不正利用されている」「あなた名義で作られた口座がマネーロンダリングに使われており、確かめる必要がある」などと言いがかりをつけ、さらに検察官を名乗る者も加わり「逮捕となるので保釈金を預けないといけない」などと現金を要求しました。 女性は通信アプリ「シグナル」をダウンロードして通話に応じ、データで偽の預かり証が送られてきたことなどから話を信じ込みました。 確認後に返金されると思い込んだ女性は、3月10日までに指定された口座に現金およそ170万円を振り込みました。 さらに翌11日には、指定された札幌市内のコインロッカーに保釈金として現金およそ470万円を置き、何者かに持ち去られ、合わせておよそ640万円をだまし取られました。 その後、女性がテレビの報道で自分と同じ手口の詐欺事件を知り、被害に気づいたということです。 警察は、「身に覚えのない請求には簡単に応じず、警察に相談して下さい」と注意を呼びかけるとともに、「詐欺電話がきたら『#9110』」の警察相談専用電話を利用するよう強く呼びかけています。