潟上市が発注した工事を巡り、最低制限価格を漏らし公正な入札を妨害したとして、市の幹部職員など男3人が逮捕されました。 警察はほかに同じような入札妨害がなかったかや、見返りがあったかどうかなどを詳しく調べています。 官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで6日午後逮捕されたのは、潟上市都市建設課の課長だった菅原摂容疑者55歳です。 秋田市に本店を置き、電気工事など手掛ける深沢電装の社長 深沢公一容疑者54歳と、専務の鈴木公一容疑者68歳も公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されました。 警察の調べによりますと、菅原容疑者は、去年3月25日に入札が行われた潟上市発注の工事を巡り、深沢電装の2人と共謀の上、最低制限価格が税抜き1億2,489万2,000円であることを漏らして落札させた疑いが持たれています。 工事は潟上市の鞍掛沼公園多目的広場の夜間照明灯を改修するものでした。 警察は今後の捜査に関わるとして3人の認否を明らかにしていません。 潟上市・鈴木雄大市長 「痛恨の極みといいますか、あってはならないことが起こってしまったなと思っていまして、今後、捜査の進捗状況、捜査にも協力しながらですね、しっかり二度とこういったことが起こらないように職員の綱紀粛正に努めていくとともに、職員と一丸となって、市民の信頼回復に努めていきたいと思っています」 菅原容疑者は入札が行われた直後にあたる去年4月までの2年間、都市建設課の課長で公園の維持管理などを指揮監督する立場でした。 入札には全部で4社が参加し、深沢電装の昭和営業所が最低制限価格よりわずか8,000円高い額で落札しています。 深沢電装はほかにも潟上市発注の工事を落札した実績があり、2023年10月に落札した電気工事の入札金額は最低制限価格と同じ額でした。 警察はほかに同じような入札妨害がなかったかや、見返りがあったかどうかなどを詳しく調べています。