覚醒剤を含む綿を密輸した疑い 男3人を逮捕、推定114億円 愛知

コンテナ船に覚醒剤を含んだ綿の塊を積んでアラブ首長国連邦(UAE)から密輸したとして、愛知県警などは12日、英国籍で住居、職業不詳モハメッド・アベド容疑者(50)ら男3人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。綿の一部を抽出して調べた結果、覚醒剤の量を計約215キロ(末端価格約114億円)と推定している。 逮捕されたのは、モハメッド容疑者のほか、ともにネパール国籍の会社役員ギリ・キリスナ容疑者(37)=愛知県豊川市蔵子6丁目=、派遣社員バンダリ・サガル容疑者(32)=同市新道町1丁目。 県警によると、3人は仲間と共謀し、営利目的でUAEの港から覚醒剤を含む綿を貨物に隠し、3月10日、神戸市内の港に密輸した疑いがある。 綿は132個の塊の状態で見つかり、うち7個から覚醒剤を検出。抽出して調べると、約1キロの綿に覚醒剤が約32%含まれていた。県警はこれをもとに、密輸された覚醒剤は全体で約215キロに上ると推計している。船は1月にUAEを出航。4月に名古屋税関から「覚醒剤を含む綿を積んだコンテナを発見した」などと通報があり、捜査していた。3人は4月21日、搬送先だった県内の倉庫に現れたという。(周毅愷)

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