《再審制度の見直しが進まないワケ》まるで市民感覚のない法務省のナゾ…村木厚子さんが見た「刑事司法ムラ」の異様な実態

〈ニュースを見て「私の事件と構図がそっくり」と…村木厚子さんが「もういちどペンを執る」と決めた“衝撃の理由”とは《郵便不正事件でえん罪に》〉 から続く 刑事司法に関する問題が相次ぎ、いつ誰が次の犠牲者になるか分からない日本。なんでそうなるのか、どうしたらいいのか、それを具体的かつ分かりやすく書いた本が出た。 『おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方』 (講談社)だ。 著者は、村木厚子さん。厚生労働省局長時代の2009年、無関係の「郵便不正事件」で大阪地検に逮捕起訴され、無罪判決を勝ち取った後に職場復帰して、同省次官まで勤め上げた。 今国会の大きな焦点である「再審制度の見直し」。検察の権限維持を狙う法務省に対し、自民党内からは批判が噴出し、法案を提出できない異例の事態が続いていた。 かつて村木さんは、冤罪被害の当事者として、2011年に法務大臣の諮問機関として作られた法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」(以下「特別部会」)の委員を務めていた。当時、どんな問題に直面したのか。(全3回の2回目/ つづきを読む ) 聞き手・構成=江川紹子 ◆◆◆

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