1997年5月に神戸市須磨区で小学生の土師淳君たちが殺害された神戸連続児童殺傷事件で、淳君の遺族が加害男性に命じられた損害賠償が時効となる中、再び裁判を起こさず、これ以上請求しないことを決めました。 損害賠償は、支払いやその申し出がない場合、10年が過ぎると時効となって、効力を失います。 淳君の父・守さんは「もともと損害賠償は金銭を得るのが目的ではなく、事件の真相を知るために加害男性とかかわりを持ち続けるためのものだった。残りの人生を考える中で、損害賠償はやめにして彼の出方を待とうと思った」と話しています。