北海道・旭山動物園の焼却炉で、妻の遺体を焼くなどして損壊したとして、飼育員の男が2026年5月21日、死体損壊の罪で起訴されました。 男は「首を絞めて殺した」「殺した日に燃やした」という趣旨の供述をしていて、警察は殺人の疑いで5月22日にも男を再逮捕する方針です。 (鈴木達也被告)「このヘビその辺で拾ってきたやつなんですけど」 旭山動物園の飼育員、鈴木達也被告・33歳。 事件が明るみになってからおよそ1か月。 5月21日、死体損壊の罪で起訴されました。 起訴状などによりますと、鈴木被告は3月31日午後9時半すぎから4月1日午前3時半すぎまでの間に、妻の由衣さん・33歳の遺体を旭山動物園に運び込み、園内の焼却炉で焼くなどして損壊したとされています。 焼却炉からは、人骨とみられるものが複数見つかっていて、由衣さんの遺体の一部とみられています。 その後の取材で夜の動物園に遺体を運び込んだ手口が明らかになってきました。 旭川市の関係者によりますと当時、旭山動物園では鳥インフルエンザ対策のため、車の出入りを制限していたということです。 3月31日午後9時ごろ、車で動物園を訪れた鈴木被告が職員用の門の近くで1メートルほどの荷物を下ろす様子が、防犯カメラに映っていました。 荷物は、由衣さんの遺体の可能性があるとされています。 その後、鈴木被告は荷物を持って徒歩で園内に入り、中にあった別の車に移し替えたとみられています。 動物園では徒歩での出入りは記録することになっておらず、焼却炉の使用でも帳簿を作成していませんでした。 (鈴木被告)「残らず燃やし尽くしてやる」 事件前、由衣さんを脅すような言動をしていたとみられる鈴木被告。 捜査関係者によりますと「殺してから燃やした」という趣旨の供述をしているということです。 また、警察は5月22日にも鈴木被告を殺人の疑いで再逮捕する方針を固めたことがわかりました。 どのような動機で犯行に及んだのか。 事件の全容解明が待たれます。