巨人ファン「監督としては失格」「やっぱり昭和の方」 澤村投手を“はたいた”過去も 阿部慎之助監督の辞任受け“悲しみと怒り”

娘への暴行容疑で逮捕・釈放されたプロ野球・巨人の阿部慎之助監督が電撃辞任しました。 「伝統ある巨人軍という監督の名を汚してしまった」と、会見で涙ながらに語ったこととは。 26日正午前、黒のスーツに黒のネクタイ姿で、神妙な面持ちで多くのカメラの前に現れた巨人軍・阿部慎之助監督(47)。 冒頭で「私の家族のトラブルで多くの野球ファンの方、そしてプロ野球関係者の方、会社に多大なご心配とご迷惑をかけました。そして、伝統ある巨人軍という監督の名も汚してしまって、とても深く謝罪したい気持ちでいっぱいでございます。このような形で皆さまに謝罪できること感謝しております。本当に申し訳ありませんでした」と話し、約5秒間頭を下げました。 そして、「娘も高校3年生という年頃の子ですので、どうか皆さま、温かく見守っていただければ幸いです」と付け加えました。 プロ野球のシーズン中に巨人の阿部慎之助監督が、娘へ暴行を加えた疑いで現行犯逮捕。 「巨人軍は常に紳士たれ」と、伝統と歴史ある球団の監督がシーズン途中で退任するのは、球団史上初です。 巨人ファンからは「きょう朝ニュース見てビックリした。やっぱり暴力したというのはよくないことなので、けじめっていうことで退任してもらって良かった」「阿部監督が現役の時から応援していたので、悲しい気持ちと球団のイメージも守らないといけないのもあると思うけど、そこまでするべきかなとは正直思う」といった声が聞かれました。 会見では代理人が娘の手紙を代読し、逮捕当時の家庭内の様子が明かされました。 娘からの手紙には「暴力に関しては、殴る・蹴るといった事実はございませんでした。父とこのような大がかりなケンカというのは初めてのことであり、チャットGPTに相談した結果、匿名で相談できる児童相談所があるという形での説明書きがなされ、それでお電話をさせていただきました。『どうしたらいいか』といった私自身の意向が聞かれることはなく、警察に通報されるという形になってしまいました。警察が来て一番驚いているのは私自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、目前で私は泣き崩れてしまいました」と書かれていました。 娘が対話型AI「チャットGPT」に相談。 チャットGPTが児童相談所に連絡することを回答し、児童相談所から連絡を受けた警視庁が、阿部監督を自宅で現行犯逮捕したというのです。 そして、娘の手紙は「父はいつも陽気で、私とはダジャレを読み合い笑い合う仲で、一緒に食事に出かけたりするなど、通常の家族として交流しています。なお、父とはすでに仲直りしておりますゆえ、ご安心ください」と続きました。 こらえきれず涙があふれる阿部監督は「…すみません。こういう形で…去るってことは、本当にご迷惑をかけてるなと思います。橋上監督代行とは話せたんですけど、何て言っていいかわかんなかったので。ごめんなさい」と、語りました。 26日から始まる交流戦。 東京ドームへと向かうファンは、阿部監督の会見をどう受け止めたのでしょうか。 巨人ファン: とにかく“紳士たれ”という球団なので、ひげもダメだし茶髪もダメだし、読売巨人軍だからじゃないですか。 26日未明、東京・渋谷警察署から出てきた黒い車には、阿部監督が乗っていました。 シーズン途中の不祥事で監督が辞任するという異例の事態に東京ドームへ向かうファンからは、「ちょっと残念でしたね。巨人のスターがいなくなっちゃう悲しみの方が大きかった」「今の時代はたたけば問題になる時代だから。俺らの時はたたかれて当たり前。よそんちの子供もたたいていた時代だった」と、衝撃や戸惑いの言葉を口にしていました。 巨人は26日からソフトバンクとの交流戦が始まります。 ここまでセ・リーグの順位は3位。 この週末も本拠地・東京ドームで行われた阪神との伝統の一戦は3連敗。 試合後、阿部監督は会見で「力の差を見せつけられた3連戦でした。ファンの人に申し訳ない」と述べていました。 ファンは「監督としては失格ですね。負け続けてたから頭来たところもあるかもしれないけど」と話します。 現在47歳の阿部監督は2000年、ドラフト1位でジャイアンツに入団。 400本塁打2000本安打も達成し“打てる捕手”として4番に座り活躍した巨人を象徴するレジェンドの1人です。 現役引退後の2024年、ジャイアンツの監督に就任し、監督1年目でセ・リーグ優勝へ導きました。 その一方で、巨人ファンからは「(阿部監督が)キャッチャーの時、ピッチャーの澤村を殴ったときくらいからあったのかなと」「やっぱり昭和の方ですよね。澤村投手でしたっけ、ピシッていうのも。監督自身が昭和の時代に育ってるので、そういうふうに教育されてたんだろうな」といった声も聞かれました。 2012年の日本シリーズ第2戦。 阿部監督はマウンドの投手に歩み寄ると、観衆の面前で“頭を手ではたき”本人を一喝していました。 阿部監督の辞任を受けドーム周辺では、グッズなど一部の商品が販売中止や延期となるなど、影響が広がっています。

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